「効率的なWebアプリケーションの作り方」を執筆した経緯など
僕は今年でエンジニアとして6年目になるのですが、昔は深く勉強したわけでもないのにMVCもオブジェクト指向もわかってる気でいて、デザインパターンや設計原則の話を聞いても「難しいこといってて意味わからないし、Javaだけでやってれば?」なんて思っていた時期がありました。
4年目くらいのとき、当時在籍していたアシアルでPHPスクールでオブジェクト指向編の講師を務めることになったため渋々設計原則やデザインパターンを調べていたところ、目からうろこが落ちることばかりでした。
それまでは、複雑な処理を実装しようとした際にひたすら考えた挙げ句、うまく実装したつもりでメンテナンスが困難なコードになったりしたこともあったのですが、原則やパターンを学んだことで難しい場面でも悩むことも減ったし、コード自体もより素直で扱いやすいようになっていきました。
そういったことがあって、現場の苦労を減らせるよう、現場の開発者に向けて書いた本が「効率的なWebアプリケーションの作り方」です。主に「現場の初心者」の方々がよりスムーズにコードを書けるよう、前述のような原則などの知識から実際にアプリを開発する流れを1冊で解説しています。基礎知識を身につけたい、改めて学習したいという方はぜひ読んでみてください。
効率的なWebアプリケーションの作り方 ~PHPによるモダン開発入門
- 作者: 小川雄大
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/05/26
- メディア: 大型本
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